第3回杏林大学保健学部理学療法学科卒後研修会

日時:2020年8月23日(日) 9:00~12:00(オンライン開催)

報告者:理学療法学科 花房京佑

参加者(概数):

卒業生在校生教職員合計
29 名1 名6 名36 名

2020年8月23日(日) 9:00~12:00に第3回杏林大学保健学部理学療法学科卒後研修会が開催されました。当初は例年通り対面での実施を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり日程を変更せざるを得なくなり、開催自体も危ぶまれました。しかしながら、先生方や参加者の皆さんのご協力もあり、Zoomによるオンライン上での開催が実現しました。参加費は無料とし、参加者は卒業生29名、在校生1名、教職員6名でした。理学療法学科教員の松村将司先生による「徒手理学療法について」では、基礎的な徒手理学療法に関する考え方から、実際の臨床場面における臨床推論の組み立てからまで丁寧にご講演をいただきました。また、「杏林大学理学療法学科の総合臨床"学内実習"の取り組み」では、2020年度の総合臨床実習が全面学内実習に切り替わったことを受け、学内実習の中での学科による取り組みが報告されました。

参加者の中には育児休暇中の方や、お子さんとご一緒に参加されている方もいらっしゃいました。また、今回の講演内容はオンデマンド配信も行ったため、参加できなかった方や参加者も後日改めて視聴ができるなど、オンライン開催ならではのメリットも感じられました。ただ、対面ならではの懇親会や終了後の座談会的な個別の交流の機会を提供することが難しいというデメリットもあるように思いました。今後は世間の情勢を鑑みつつ、オンラインと対面どちらのメリットも活かし、両立した形での開催を模索しながら継続していければと考えております。