卒後教育実施報告 -第12回同窓保健師交流会-
去る2016年3月12日、杏林大学三鷹キャンパス看護・医学研究棟にて、第12回同窓保健師交流会を無事開催することができました。第1部は保健師就職希望者を対象として先輩保健師の体験談や講演、グループ相談等を実施、第2部では既に就業している保健師及び今春から保健師として就業した4年生を対象として、グループワークを中心とした会を執り行いました。
12年目となる今回は、同窓生29名と教職員6名の計35名が出席し、活発な話し合いを行いました。その中で、2名の卒業生の声を紹介します。
「保健師として経験を重ね、自分が経験を積んだからこそ見えてきたことや、保健師をやっていてうれしかったことなど、後輩の皆さんへお伝えできればと思っています。私自身は、同窓生の仲間が各地で活躍していることや、後輩の皆さんの頑張っている姿に良い刺激を頂いています。」
「新人1年目です。昨年度の交流会で先輩方から「分からないことがあれば周りの人に聞く。1人で抱え込まないように。」という言葉をかけていただき、安心して4月を迎えることができました。この一年教えていただいたように、疑問点をそのままにせず自ら発信することを胸に仕事をしてきたように思います。今回は、先生方の顔や思い出の校舎に行くことで、学生の頃に教えていただいた保健師の素晴らしさや保健師としての姿勢、思い描いていた保健師像を思い出すことができ大変素晴らしい時間を過ごさせていただきました。」
また、4年生からは「実際に働いて1年の方のお話が聞けたので、とても身近に感じられてイメージが湧きました。」との感想が寄せられました。
年に1回の集まりですが、同窓生たちにとっては心のよりどころとなっていることを改めて実感させられました。
杏里会のご支援を心より感謝しております